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専門学校を4年間通ってみて感じたこととこれから

おりばーです。今年度で専門学校HAL東京を卒業し社会人になります。4年間通い続けて来たHALでの振り返りとこれからについて書こうと思います。

1年次と2年次

私は専門学校に入ってからプログラミングに初めて触れました。もともとパソコンは好きだったのですが、ニコニコ動画を毎日眺めるぐらいです。

そんな私が日々過ごす中で本当にやりたいことはなんなのかを考えた結果、専門学校に進学することを決断しました。

入った当初(当初といっても2年間くらい)何をやっていいのか全くわからなかった私はとにかく資格の勉強をしました。とりあえずスペシャリスト系の資格を1つ取るぞという明確な目標をもとに、2年の春で応用情報、2年の秋でネットワークスペシャリストに合格することができました。

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正直資格が就活に役立ったかと言われたらハッキリと「NO」と答えていますが、取るまでの過程はやはり重要だと感じています。特に専門学校ではコンピュータサイエンス的な部分ではやはり大学の講義と違って弱い部分はありますし、資格という部分で補完していくしかないのでは?と私は少なくとも思っています。

そしてその後にRubyと出会うことになります。

3年次

3年次はようやくプログラマとしてのスタート地点に立てたと実感し、積極的に外部の勉強会やイベントに参加していました。都内に住んでいるなら絶対にこの恩恵を受けなければもったいないです。私が connpass の存在に気づいたのもこの時期なのですが、これはもっと早く知っておくべきことでしょう。(そう言ったことを教えてくれる人がいるかいないかだけでも変わるのですが、少なくとも私の周りではそう言ったことを教えてくれる人はいなかったですし、後輩に同じ思いをして欲しくないというのがあって私は積極的に教えるようにしてきました。)

夏以降はインターンに行き始めました。学生として色々な会社を視れるのは特権であり、有効活用していくべきだと思っています。私はドワンゴサイバーエージェントをはじめとする数社でお世話になりましたが、どれも貴重な経験であり、とても会社を知る上で良い機会だったと思います。

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ドワンゴの近くにある歌舞伎座

そしてインターンを通じて様々な人との出会いが生まれました。人との出会いは大事です。イベントやインターンを通じて知り合った人がいつどこでまた一緒になるのかわからないものです(後述する技術書典もそう)

そして様々なインターンに行った後、私の人生を変えた Increments株式会社 でのアルバイトが始まります。

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↑今はなき Increments株式会社 渋谷オフィス

4年次

4年次は3年時までの蕾が一気に咲き始めた1年となりました。

まず、初めてアルバイトとして半年以上働いた Increments株式会社 での Qiita開発 は私のプログラム観や技術力を向上させる上でとてもお世話になりました。少しでも私の力がお役に立てていれば幸いなことです。これからもずっと Qiita を応援しています!

そして資格は春にデータベーススペシャリスト、秋に情報処理安全確保支援士に合格しました。(学校的にはこれで3冠らしい)

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そして夏に参加した セキュリティ・キャンプ全国大会2018 では大変お世話になりました。実際、専門学生はこのセキュリティ・キャンプの存在を知らないまま終わってしまう人も多数います。22歳以下の特権なので私から言えることはぜひ申し込みましょう。最高に楽しいです。そして最高の夏をありがとう。

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↑セキュリティ・キャンプでの1枚

秋は技術書典で初めて本を執筆しました。詳しくは 技術書典5で「ごった煮技術書」を頒布してきました!に書いてあります。ここでドワンゴインターン時代に一緒に参加した @yui540 君が参戦してくれて、人との繋がりって大切だと思い知らされます。ありがとう!!

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↑技術書典で300部完売した時の写真

産学連携ではHAL東名阪で最優秀になったりもしました。

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↑東名阪最優秀の賞状

そして、卒業制作では惜しくも大賞は逃したものの(カーデザイン学部強すぎた。。。)銀賞を得てグアムに行くなどしてました。

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↑銀賞の後の集合写真

学校生活でのまとめ

悔いはありません。全力を出し切った4年間でした。我ながらここまで本気を出した専門学生はそうそういないだろと自負できるくらいやりきりました。

専門学校での4年間を振り返るとあっという間ではなく、色々なことがあったと思い起こされますが、それでもHALでの4年間は最高で、様々なことができたのでとても良かったと感じています。(そう思わなくちゃこの4年間の自分に申し訳ない)

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↑CG学部のために3年間運用してきたレンダリングサーバーたち(一部)

後、ついでに3年間連続で皆勤してたりもしてました。(4年次は Rubykaigi や Ruby World Conference が校欠にならなくて死にました)

今、専門学校にいる人は是非「俺の屍を超えて」行って下さい笑。学ぶ環境とモチベさえあれば夢は叶います。

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↑卒業式後にまとめて撮ってみた

そしてこれからの私

私は2019年4月から Fringe81株式会社 というところで働きます。(今までと変わらず個人事業主としても頑張っていきます)

「常に本気」というモットーをこのまま継続し、全力投球で頑張っていこうと思いますのでこれからの「おりばー」をよろしくお願いします。